dailyたけのうち

考え方を考える。その日感じたことから、ライフハックやマメ知識まで。dailyと言いながら、ときどき休みます。

同性婚の合法化に思うこと ノーマルは16分の2

トピック「同性婚」について

 

アメリカの最高裁で、同性婚が認められました。

これで、すべての州で同性婚が合法になるわけです。

 

ただ、最高裁の9人の判事のうち、4人が反対しています。

キリスト教保守派の反対もつづくはずです。

 

アメリカで合法化されたからといって、簡単に物事は進まないでしょうし、

日本でオープンにできる人もまだまだ少ないのではないでしょうか。

 

とはいえ、有名人のカミングアウトも増えてきていますし、

ピンクマネーも経済的に重要ですし、

何年後かには当たり前になっているのではと思います。

 

深く突っ込みだすと、いろいろデリケートな世界になるので、

LGBT関連で「確かに、そうか!」と思わされた話をひとつ。

世間的にはゲイとかオネエとかで一括りにされていますが、

もっと様々なパターンがあるんです。

要するに「(法律上の)性別×外見×中身×恋愛対象」の組み合わせ。

もっと細かくあるのかもしれませんが、大きく16通りに分けられるんです。

 

たとえば、男性に生まれたけど、外見は女性で、中身も女性で、恋愛対象は男性。

これが世間でよく言うオネエですね。

 

でも、この組み合わせでいくと、

男性に生まれて、外見も男性だけど、中身は女性で、恋愛対象は男性の人もいれば、

男性に生まれて、外見も男性だけど、中身は女性で、レズビアンとして女性を好きな人もいるんです。

 

だから、セクシュアルマイノリティであったとしても、

恋愛対象としてマッチングするかは、また全然別の問題なんですね。

ゲイとかバイって言葉で止まっていました。

 

そうなると、性別は男性と女性の2つでいいのか、とかも考えてしまいます。

まぁ、それならいくつにするのかとか、自己申告制なのかとか、

いろいろ問題はありますが。

 

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